エンジニアだって面白いアイデア出せるよ

エンジニア

若干釣り気味のタイトルですいません。

エンジニアが作るネットサービスのアイデアがしょぼいワケ

完全に釣られて書きました。

たぶんこれ読んだエンジニアは、心当たりがないわけじゃないけど、エンジニアではアイデア出せないって言われてしまうとイラッとはしますよね。

そもそもこんなものが職種で決まるわけでもない。

Engineer

逆に僕はすごい企画が出来る人なんてほとんど見たことないです。すごいと思えたのは企画から実行に移した際の営業力、マーケティング力だったりの実行力です。どんなにイケてないアイデアでも実行していくうちに洗練されて、結果いいサービスになっていたり、最後にはなんでこれが流行るの?って思わせられるんです。

話が逸れましたが、ただ否定しているだけのエントリーだとつまらないので、

「ぼくがかんがえたさいきょうのきかくのだしかた」

を書いてみます。スーパー主観なので、ふーんくらいに思ってください。

 

1. 機能から入る

基本的にはエンジニア的なアプローチを取ります。私が企画において、一番大事だと思っているのは、

「最後まで完成させること」

です。壮大な絵を描いても完成させなければ絵の価値は0です。なので、まずは何をやるっていうことを決めます。

私が作る場合はAPIから発想を作ることが多いです。シャチクのミカタでいうと「FBのAPIを使ってバッチでいいね」、告白の行方でいうと「Boundioを使って自動で電話をかける」とかですね。この段階でだいたいの工数が見えるのがエンジニアの有利な点ですね。

2. 世界観を作る

エンジニアの場合1でリリースしてしまう方が多いと思いますが、実はすごいもったいないんです。

次のステップは

「非エンジニアの人たちにも分かるように世界観を作る」

です。エンジニアには理解出来るんですが、非エンジニアの人たちにも分かりやすいように世界観を作りましょう。「あーこういう場面で使うんだー」とか「これは面白いな」っていうのを分かりやすく説明するかのように世界観を作ってあげると、非エンジニアの人たちも分かってくれます。

僕の場合の世界観の作り方は、コンプレックス的なところだったり、ある業界のあるあるだったりなるべく使う方のセグメントを狭くしていきます。お笑いでいうところの10人が笑える笑いより3人がめちゃめちゃ笑える笑いを目指してますw

シャチクのミカタでいうと「IT系の会社員」というセグメントだったり告白の行方でいうと「草食系男子」をセグメントとして設定して、シャチクやコミュ障といったところから世界観を作っていきます。1で提示した機能でいうと上司じゃなくても自動いいねは出来たり、告白じゃなくても自動で用件を伝えたり出来るんですが、あえて狭めてしまうことでコンセプトが強くなりサービスとして分かりやすくなりました。

3. サービス名とコピーを悩む

最後の仕上げですが、ここがポイントです。ここはいつも散々悩むところなんですが、1と2を一言でニュアンスをつかむためのサービス名、コピーをつけないといけません。SNSでシェアした場合やブックマークに載った時にさらっと流されないインパクトと世界観を表す名前が必要になります。これによってサービスがバズるかバズらないかが決まります。ここは好き嫌いがあるのであくまで参考で。

4. 追加機能

さらにそれだけでは面白くないので、機能を追加していきましょう。重要なポイントはひとつ。2の世界観に合わない機能はあえてつけない、です。そうすることでよりその世界観が色濃く出てきます。シャチクのミカタでいうと「自動お誕生日おめでとうございます機能」とかですかね。

こんな感じで作るようにしてます。

やっぱり思うんですけど、エンジニアの企画がしょぼいんじゃなくて、エンジニアの企画は非エンジニアが理解出来ないってだけなんじゃないのかなって思ってます。

でも今後こんなエントリーが上がらないようにエンジニアのみなさんにも色々な面白いサービスを作っていってほしいですね。

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