これからRUNTEQを受講される方に贈るWebエンジニアになる為の心構え

RUNTEQ

4月になりましたね。新たに学生生活をスタートされている方も多いと思います。

入学式では校長先生が新入生に向けて挨拶をされると思いますが、私もなぜか弊社で運営しているプログラミングスクール「RUNTEQ」で校長先生という肩書きになっていたので、今回は新たにRUNTEQに入学され、Webエンジニアを目指す方に向けてWebエンジニアになる為の心構えについてお話させていただきたいと思います。他業界から見ると働き方や考え方も特殊な業界なので、これからお話することを踏まえてRUNTEQを受講される期間でWeb業界のカルチャーや考え方に慣れていっていただければと思います。

学習し続けよう

リカレント教育や連続スペシャリストという言葉もありますが、これからの時代、学習し続けることが一般的になってきます。その中でもWebエンジニアという仕事はトレンドの移り変わりも激しい為、特に学習する内容も多く、現役でやられている方も息を吸うように学習し続けています。

現役のWebエンジニアのように学習し続ける為には、いくつか生活の癖付けが必要になるので、その辺りを解説していきます。

分からないことをそのままにしない

Webエンジニアは知的好奇心の塊です。知らないこと、分からないことがあればいつ何時でもググります。これはプログラミングに限った話ではなく、例えば知らない日本語や横文字が出てきたらすぐにググっています。

Web業界では特にプログラミングだけでなく、マーケティングやファイナンスなど他の業界では使われないような横文字が、当たり前のように会話で使われるので、そういった時でも誰かに聞かずにまずはググってください。単語が理解出来るようになることで内容も理解出来るようになります。

RUNTEQ内のイベントでも私が話す話は特に横文字が多いですし、解説もしないので、聞きながらググってください笑。単語が聞き取れなかった時は質問してもらっても大丈夫です。

暗記ではなく理解

よくプログラミングを学ぶ際にメソッドを全て暗記している方もいますが、プログラミングは1言語だけ覚えればいい訳ではなく、複数言語覚えたり、プログラミングだけでなくインフラを含めた周辺知識も覚えていく必要があり、覚える内容が多すぎる為、不可能で無意味なので受験勉強のような暗記はやめましょう。

重要なのは暗記ではなく、原理の理解なので、頭の中に図がイメージ出来るようになるといいですね。いきなりは難しいと思うので、図解されている書籍の図などで学んでいくといいかなと思います。ある程度出来るようになってる人でも煮詰まったらフローチャートやUMLを手書きで紙に書いたりすることもありますし、インフラ構成図なども理解を深める為に使ったりもします。

ルールは厳密に

プログラムは厳密に書かないと動きません。よくタイポに気づかずずっと悩んでいたという人もいるくらい1文字間違えても動きません。そういった中で仕事をされているエンジニアの人たちなので、日本語でも単語の使い方が違っていたりタイポにはうるさいくらいツッコミがきます。

また仕事上でもテキストの情報は正確に伝える必要がある(リモートワークは特に)ので、この感覚に慣れることは大変重要です。ツイッターで投稿する場合でも、サービス名や言語、フレームワーク名などは厳密に書きましょう。git hubでもgit-hubでもなくGitHub(githubはドメイン名なので私の中ではセーフ)です。分からない、曖昧だったら必ずググってください。

ちなみにRUNTEQの質問も厳密に書いてくれると講師が喜びます笑

アンテナを高く

Web技術の世界は日進月歩で、トレンドの移り変わりも恐ろしく早いです。1年前に正解だったものが、今はアンチパターンになっていることも日常茶飯事です。そういった情報をどんどん取り入れていかないとあっという間においていかれるので、はてぶ(はてなブックマーク)、ツイッター(技術で有名な人をフォロー)を日々チェックしてください。

RUNTEQコミュニティ内でも卒業生が特に情報をシェアしてくれているので、Slackの卒業生のtimesをチェックしてください。どの卒業生のtimesに入ればいいか分からなかったらバディに聞いてみてください。

コミュニティを大事に

Webエンジニアの世界は横のつながりをすごく大切にしています。無料のイベントがこれほど活発な世界を見たことがないです。おそらくOSSの考え方、giveの精神が美徳とされていて、みんなで知識をシェアしていき、よりよいものをみんなで作っていこうという考え方が根付いているからだと思います。

もちろんRUNTEQでもコミュニティが活発で、受講生同士で教え合ったり、卒業生が知見を共有してくれたり、場合によってはそれが仕事や就職につながることもあります。学習時間も長いので挫けそうになることも多いと思いますが、そういった時の悩みや雑談レベルでもみんな付き合ってくれるので、恥ずかしがらずに気軽にDiscordに遊びにきてください。

私もたまに出没するので気軽に話しかけてください。ポートフォリオのアイデア出しなんかも協力しますよ。

Webエンジニアの世界を楽しもう

こういった形でWebエンジニアの世界はみなさんが今まで生活してきた中では、触れてこなかった世界だと思いますし、一般常識ともちょっと違う世界です。この学習と仕事が一体になった世界は慣れると楽しいですし、仕事そもそもを楽しめます。

その他にもサービス作りの楽しさやハイコンテクストな会話の楽しさなどもあり、RUNTEQ内でもそういった経験が出来るので、プログラミングスクールを検討されている方でRUNTEQをもっと知りたい、話を聞いてみたいという方はぜひRUNTEQの説明会にいらしてください。既に受講を始めた方でも不明点や不安なことがあればなんでもバディに聞いてみてください。