優秀なエンジニアって何?

朝からモヤモヤしたのでこれについて書いてみます。

なぜ優秀なエンジニアを低待遇で採用してはいけないか

よく色々なところで「優秀なエンジニア」って言葉は聞くんですが、これってその会社や経営者がやってるビジネスモデルも違うし、求めてるものが違うのであんまりきちんと定義出来ないと思うんですよね。

このブログ書いた人が定義してるのってただのプログラマの話だと思うんですが、プログラマの生産性が高いから高いギャラ払えっていうのは経営側の話を全く分かってないと思うんです。いくらプログラマとして生産性が高くてもそれが利益に跳ね返って来なかったらやっぱり待遇をあげるっていうのは難しいと思うんです。もちろんそれを考えるのが経営の仕事だとは思うんですが、生産性が高いからギャラを上げろっていうのはちょっと暴論かなと。

 

おっさんの昔話

僕の昔話になりますが、実は僕もそう思ってた時期がありました。「僕のほうが生産性が高いはずなのに給与に跳ね返ってこない」「僕のほうがプログラミング出来るのに、なんであの人のほうが給与が高いんだ」みたいなことを日々考えていてモヤモヤしていました。ちなみにそんなことを思ってる時期はずっと給与が上がることがありませんでした。

で、あまりにも悩みすぎて自己啓発本を読み漁るようになって(笑)。で、その時ふと

「プログラマとしてではなく、一旦出来ることはなんでもやってみよう」

と考えてみました。その時から上長にも「なんでもやるのでなんでも言ってください!」とか「あっこれ僕がやります」とおよそプログラマの仕事ではないことも受けるようにしました。困ってそうな人がいたら話しかけて話を聞いたり、困ったことを解決出来るように色々なことをやりました。例で言うと

  • 企画
  • マーケティング
  • 広告運用
  • 運用フローの整理

もちろん上記のものは僕の専門分野ではないですし、分からないことは書籍で勉強しながらやったりもしました。ただなんとなく面白かったのは、こういった仕事をエンジニア的なアプローチでやるってところですかね。意外とうまくいくことも多かったです。

で、そんなことを繰り返していたらすごい出世したんですよね(笑)。元々平社員で入社したんですが、気づいたら部長にまでなれました。

 

優秀なエンジニアって?

ちょっと自慢みたいになってしまいましたが、結局会社から求められていたのは「プログラマとしての生産性」ではなく「エンジニアとしての課題解決力」だったんじゃないかなと振り返ってみて思います。

ちなみにこの話って僕だけの話じゃなくて、まわりのCTOクラスの人と話をしててもみんな技術の話は好きだけど、それ以外の採用であったり開発体制やフローの作り方、技術選定、ビジネスの話まで多岐に渡ってみなさん持論を持たれてたりすごいなーと尊敬することも多いです。

まとめとなりますが、僕が思う経営者が求めてる「優秀なエンジニア」っていうのは結局「生産性の高いプログラマ」ではなく、

 

「課題解決力の高いエンジニア」

 

ってことなんだと思います。これは僕も経営者になって経営をやるようになってより実感しました。だから「フルスタックエンジニア」や「CTO候補」をみなさん募集しちゃうんですよね。これは方法論として間違ってるとは思いますが(笑)。

余談ですが、僕は部長になったときも、今経営者になってもプログラミングとかインフラが大好きだし、課題解決の武器としては一番の得意分野なので、35歳超えてもプログラマとして引退はしてないですよ。


About the author

株式会社スタートアップテクノロジー代表取締役。Webサービスの立ち上げを中心としたシステム開発の会社をやってます。
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