クラウドソーシングの問題点と正しい使い方

クラウドソーシング

最近クラウドソーシングがやけに煙っているのと、たまたま2/27にdots.カンファレンスでクラウドソーシングについて登壇してきたので、クラウドソーシング事業者としてちょろっとだけ意見を書いて、登壇内容を公開しておきます。ちなみに開発領域についてのみの話となります。

発端としてクラウドソーシングで月20万稼げてる人がほとんどいないというところからはじまり、ひどい案件を押し付けられたとか単価が安すぎるといったブログをいくつか読ませていただきました。こちらに関して私の意見を述べさせていただくと

  • SIerのやり方を個人間に持ち込んでもうまくいくはずがない
  • 本来のクラウドソーシングの意義を発注側も考える必要がある

というところですかね。

SIerのやり方を個人間に持ち込んでもうまくいくはずがない

そもそも請負契約で瑕疵担保責任を負うとか個人でやるにはよっぽど経験がないと難しいですよね。発注側も受注側も慣れていて、さらにお互いの関係性が出来ているから成り立つ契約なんだと思います。特に昔と違ってWebサービスだったりすると、直前での仕様変更なんかは当たり前なので、納品、瑕疵担保責任という形態自体が今の時代、不可能だったりします。だからSIerですら、最近は準委任契約にするところも増えているようです。うちの会社でも納品する受託開発は今はやっておらず、常駐はしないけど月額でいただき、その金額分の工数をクライアントさんが自由に使えるという形でやっています。

本来のクラウドソーシングの意義を発注側も考える必要がある

個人的にはクラウドソーシングの本来の意義って、競争により単価を安くすることではなく、たくさんのリソース集められるってことだと思っています。

クラウドソーシングが出来たからみんな正社員じゃなくてフリーランスになるわけでもないし、特に日本だとやっぱり正社員のほうがまだまだ安定するし、会社によってはフリーランスより自由なところもあります。それでも環境の問題で正社員の条件で働けない人たちだったり、正社員でも時間に余裕がある人もいっぱいいるわけで、そういった人たちの力をかき集めて大きい力として使えるのが、本来のクラウドソーシングの意義だと思っています。簡単に言うと元気玉ですね。

Marketing customer target audience concept.

というのを発注側が理解出来ていない、使いこなせないことが問題なので資料貼っておきますね。

そもそもそれが問題だと思っていたので自分でクラウドソーシング作ったんですけどね!

完全時給制のRuby on Rails専門クラウドソーシング StartupLabo

こちらは簡単に説明すると、Rails専門ではあるんですが、クライアントさんとのやり取りや責任は弊社が負うので、空き時間で力を貸してくださいーというプラットフォームです。まだまだタスクが足りてなかったり案件の数もそれほど多くなかったりしてご迷惑をおかけしておりますが、少しずつ無理がないように拡大させていってます。とはいえプラットフォームとしてはまだまだなので、今のところあまり宣伝はしません。

というわけで、クラウドソーシング自体はまだこれからのものだと思っていますし、発注者も受注者もよりよい関係性が作れる形はありますよーというお話でした。

ではでは

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