手段としてのエンジニア

 

起業家がコーディングを学習すべき理由--新興企業のリーダーに求められる資質
筆者は、コーディング能力は新興企業のリーダーに不可欠の資質だと考えている。本記事では、その理由を説明する。

「起業家がコーディングを学習すべき理由–新興企業のリーダーに求められる資質」

に感化されて久々にブログを書いてみます。

 

最近社内で変革が流行になっており、そんな流れでエンジニアを社内公募してみました。

内容は全くの未経験でもエンジニアになりたい方を募集するもので、

ある課題を出して合格したら外部研修施設に行ってエンジニアとしての基礎を学び、そのまま私の部署で働いてもらうという内容です。

やはり非エンジニアの方からジョブチェンジしてエンジニアにチャレンジ、しかもジョブチェンジ後はダーマの神殿同様Lv1から再スタートというルールなのでハードルが高かったせいかあまり応募はありませんでしたが、それでも何名かの方がチャレンジしてくれました。

そこである営業の子がどうしてもエンジニアをやりたいというので、理由を聞いたところ

「新しいサービスをやりたいから」

と答えてくれました。

最近は学生さんと話していても「エンジニアになりたいです」という人が増えてきていて、「サービスを作りたい」、「起業したい」といった理由を述べる方が多くなっているように感じます。

もちろん手に職系の人も中にはいますが、やりたいことが明確でその為に何をするべきかというところでエンジニアという手段を選択する人が多くなっているように思えます。

この点について現役のエンジニアバリバリの方が聞いたら「素人が片手間に出来る仕事じゃない」とか「そんなんじゃ続かないよ」と思うかも知れません。

 

でも、私は35歳限界説を超えてしまって未だ現役のエンジニアですが

「手段としてのエンジニア」

という考え方は大賛成です。

 

片手間で出来ないんだったら出来るだけでいいじゃないですか。

エンジニアとして続かないなら続けなくてもいいじゃないですか。

だって目的はエンジニアになることじゃなくてサービスを作ることだったり起業することだし。

 

逆にエンジニアだから、営業だから、企画だからっていう職種で線を引く方がよっぽど非効率じゃないでしょうか。

エンジニアの世界だけ見てもPM、SE、PGという職種分けはWebの世界では古い慣習になりつつあります。

はっきり言うとこの職種分け自体現在の新規Webサービスリリースのスピード感に合わなくなっています。

そういう意味でエンジニア、営業、企画という職種の壁も壊していくことが現在のWebサービス開発をもう一段スピードアップさせるヒントになるんじゃないかなと勝手に思っています。

またドラクエに例えますが、すごい戦士、すごい魔法使いも必要ですが、そこそこでも魔法戦士や賢者は使い勝手いいですよね。

もちろん私も別にエンジニア至上主義とも思っていないので、営業や企画、その他出来ることは出来るだけ学んでいこうと思っています。

みんながマルチな職種になれたら気持ちも分かち合えるもっと楽しい職場になるかも知れませんね。

 

繰り返しでエンジニア至情主義ではないんですが、IT系で働くなら基礎的な知識を習得する為に

まずはエンジニアから!

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